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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『仙石大弥』を少しだけ紹介!
2021年03月05日
全試合出場し、右サイドから多くのチャンスを作った
せんごく だいや
東京都出身
2002年8月12日生まれ 168cm / 68kg
「試合前に、監督とコーチから『絶対お前のところに(チャンスが)来るよ』と言われていました。本当に、あそこを決められたら良かったのですが、本当に悔しいです。あの一本の決定的なチャンスを決められず、そこがずっと心残りで…。ずっとそのことが頭に残っています」
山梨学院との決勝戦を振り返ってどうだったか、という質問に対して、開口一番に話したのが、右記のそれだ。仙石が触れているのは、後半43分に彼に訪れた決定的なチャンスについて。果敢なプレスで相手のミスを誘発、迅速にショートカウンターへ移り、名須川真光から右サイドに抜け出した藤森颯太へ繋ぎ、藤森のクロスに安斎颯馬がニアに、仙石がファーに走り込んだあの場面だ。その時の光景を、試合終了直後の仙石は何度もリフレインしていた――。
今回と合わせて、3年連続の選手権決勝を戦った青森山田だが、仙石は前回と前々回の戦いをスタンドから見守っていた。今シーズンも当初はトップチームのスタメン確保は遠いかに思われたが、2020年1月に行われた東北新人大会では背番号10に抜擢された。
(続く)
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