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第53回青森県高校サッカー新人県大会

2016年10月27日
10月14日から17日にかけて、平成28年度第53回青森県高等学校サッカー新人県大会が八戸市を中心とする各会場で開催されました。
32チームによるトーナメントの結果、青森山田高校・八戸学院野辺地西高校・弘前中央高校・八戸学院光星高校がベスト4に進出。強豪私学3チームが安定した強さを見せるなか、唯一の公立校である弘前中央高校が初の4強進出を果たしました。

今回は、3位決定戦後の両チームの監督インタビュー、決勝戦後の両チームの選手・監督インタビューをお送りします。


3位決定戦
八戸学院野辺地西高校 6-0 弘前中央高校
弘前中央高校  吉岡 智 監督
「初めてのベスト4進出で、雰囲気にのまれてしまい、何もやれなかったというのが一番です。それでもここまで勝ち上がれた要因は、粘り強さとか、気持ちが強かったかなと感じます。
 楽しくサッカーをやろうというのが基本ですが、ぬるい状態の楽しさではなく、高いレベルでの楽しさを追求しています。今日みたいなゲームでも、楽しく攻撃や守備ができなければいけないんですけど、結局相手のペースに全部やられてしまっていては、楽しくないですよね。だからそこを追求して、サッカーが楽しいなと思えるような環境を作ってあげたいと心掛けています。
 選手たちは本当に頑張ってくれました。選手権は1、2年生だけで臨みますが、来年の総体のシードに入ったので、これを無駄にしないように頑張っていきたいなと思います」

八戸学院野辺地西高校  三上 晃 監督
「決勝戦には行けなかったですが、最低限の結果を残せたことは良かったです。ただ、まだまだチームとして絶対的な強さはないですし、甘い部分もあるので、改善の余地は相当あると感じています。
 来年を見据えた時に、青森山田と戦ってどれだけ自分たちが出来るか。そこを取り組んでいかなければいけない中で、準決勝で青森山田と戦えたのは一番の収穫です。(準決勝では)試合の入りの部分を注意していましたが、相手の速さに圧倒されて、自分たちのミスから開始1分での失点でした。そこで崩れてしまったので、残念です。
 技術もスピードもパワーも、全てにおいて違うので、個人でもチームとしても、どれだけ質の高いトレーニングができるか。今年の冬、来年の春を経て、高総体までに力の差をどれだけ縮めていけるかだと思います」


決勝戦
青森山田高校 9-0 八戸学院光星高校
八戸学院光星高校 No.6 MF 坂井 慧大
「今回のメンバーは中学生の時から知っていて、一緒にやってきたメンバーが多いのでコミュニケーションも取れますし、良いチームだと思います。技術もあって気持ちを持っている選手も多いので、決勝戦の前半のようなプレーが出来れば結果もついてくると思います。
 青森山田はパススピード、動きの質はレベルが高いと思いました。自分としてはやれる部分もあったので自信を持ってプレーしていましたが、まだまだ足りないと思います。選手権までには完成度を高めていきたいです」

八戸学院光星高校  畑中 裕章 監督
「試合の入りは良かったですが、PKや自分たちのミスからだったので、失点のシーンは良くなかったです。後半は、相手のプレースピードが上がった中で対応出来ませんでした。自分たちも奪ってからショートカウンターを狙っていましたが、そこを逆に奪われて失点してしまいました。3点目、4点目を取られたことで、相手に力を出させてしまったと思います。
 ただ、自分たちの攻撃に関してはある程度良かったと思います」
青森山田高校  No.10 MF 郷家 友太
「前半は相手の勢いにのまれてしまって、自分たちのやるべきサッカーが全然できていませんでしたが、後半は立て直すことができました。
 この大会では、いかに引いた相手のブロックを崩すかということが求められていたと思うんですけど、最初のうちは連係ミスや、簡単なコントロールやパスでミスが目立ちました。来年は自分たちの代になるので、もっと一人ひとりのパスの精度やコントロールの質を上げて、全国で戦っていきたいと思います。
 選手権の予選では何が起こるかわからないので、油断しないように、一試合一試合しっかり戦いたいと思います」

青森山田高校  黒田 剛 監督
「大会全体で見て、パス&コントロールのクオリティーはまだまだやらなければいけないと思うし、動きが入った後のコントロールや、パスが乱れる、精度に欠けるところや、連係がうまくいかないところもありました。このチームとしての練習はそんなにやっていないので、(連係不足は)あって当然ですが、まだまだ練習で詰めなければならないところはいくらでもあります。このチームが中心となって来年のプレミアリーグを戦うので、そう考えるとやるべき課題は多いかなという感じです。
 この後もまずは目の前にある大会、試合を戦えるように、準備していきたいと思います」
5試合で計60得点無失点と、新チームでも圧倒的な強さで17年連続20回目の優勝を果たした青森山田高校。青森県代表として、来年1月末に福島県で行われる第16回東北高校新人サッカー選手権大会に出場します。

12月25日発売予定の「AOMORI GOAL VOL.44」にて、今大会ベスト4チームの写真とキャプテンのコメントを掲載します。ぜひご覧ください。


そして今週末からはいよいよ、第95回全国高校サッカー選手権大会への出場を目指し、青森県大会二次予選が始まります。
頂点に立つのは今年も青森山田高校か、それとも王者を倒すチームが現れるのか。深まる秋、日々寒さを増す青森の地を熱くする、高校生たちの熱戦に注目です!

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