10月２日、遠野市にてサッカー競技少年の部１回戦が行われた。青森県代表は東北大会からメンバーが３人変わり、初戦の愛媛県代表との試合に臨んだ。

４－１－４－１の布陣で臨む青森県代表は、全体をコンパクトに保った守備からワントップの⑨小松、CMFの⑩檀崎、⑪バスケスバイロンが流動的に動き、攻撃にアクセントを加える。
　15分に右サイドを突破したMF⑮片山からのクロスを檀崎が頭で合わせ先制すると、22分には右CK檀崎からのボールをDF⑤豊島が頭で合わせ追加点。２点をリードする。
　しかし、33分に愛媛県代表FW⑩向井に個人で突破され、失点。２－１で前半を折り返す。

後半は、開始から攻勢を強める愛媛県代表に押し込まれる展開となるが、キャプテンを務めるDF③鍵山、センターバックの②二階堂を中心に相手の攻撃を跳ね返し苦しい時間帯を耐えると、ペースは徐々に青森県代表に。
　一人ひとりが少ないタッチ数でパスを繋ぎ、サイドチェンジを繰り返しながら相手を押し込むと、58分に右サイドでボールを受けたバスケスバイロンがドリブルで中に切り込み、シュート。これが決まり、貴重な追加点を奪う。
　62分には後半途中から出場したMF⑬杉本が右サイドを突破するとそのまま中に切り込みシュートを放つ。一度はGKが弾いたボールはゴールに吸い込まれ、４点目を決めた。
　その後は、愛媛県代表の反撃に耐え、４－１で勝利。青森県代表は３年ぶりに初戦を突破した。

太田 美千之　監督

試合後のコメント
　４－１という結果ですが、合宿でも守備の部分にフォーカスして取り組んできたので、失点１が気にところではあります。全体的に間延びしたり選手の距離感が遠くなると、今日の失点シーンのようになってしまうと思います。
　攻撃に関しては、もうちょっと球離れを早くしてリズムを作りたかったです。後半はその形が出て得点に繋がっているので、自分たちが目指しているものが出せれば結果もついてくると思います。
　３点差で勝ってはいるものの課題はまだあるので、そこを見直して明日の２回戦にしっかり準備したいです。


二回戦試合日程

10月３日（月）　　遠野運動公園多目的運動場
vs　京都府代表
10:00　キックオフ